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不可解な現象を解決する「全領域異常解決室」とは?おじさん視聴者が思うこと

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藤原竜也主演「全領域異常解決室」が絶賛放映中!

「全領域異常解決室」が、現在放映されています。

このドラマは、怪異や超常現象などの異常自体に対して紐解くという趣旨のドラマです。

主演は藤原竜也です。

その他「全領域異常解決室」通称(ゼンケツ)の共演者は

広瀬アリス

ユースケサンタマリア

小日向文世など

錚々たる顔ぶれです。

現在、第三話まで放映されています。

この記事では、ゼンケツの第三話までに登場した異常現象や怪異現象についてお伝えします。

その上で、放映を見た感想などの私見を述べようと思います。

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「全領域異常解決室」とは?第三話までに登場した怪異現象

全領域異常解決室とは、平安時代から続く政府機関です。

様々な怪奇現象に対し調査をおこなう機関であり、特殊な能力や超常現象に対しての幅広い知見を有している者が任務につく。

といった設定でドラマが進む怪奇ミステリードラマです。

もちろん、そのような解決室があるわけでもないですが、妙に真実味があるのが興味深いところでもあります。

現在、ドラマは3話まで進んでいますが、その中で奇妙な現象の事例および正体を紐解き、犯人を導いていくといった内容です。

一話完結ですので比較的見やすいのもキモです。

一話から三話までに登場した怪異な者や現象についてご紹介いたします。

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蛭子(ヒルコ)

蛭子(ヒルコ)とは、「古事記」や「日本書紀」に登場する神様です。

イザナミとイザナギとの間に生まれた第一子とされています。

しかし、異形であったとも体が不自由であったともされ、海か川に流されて捨てられた可哀想な神様です。

この怨念が後世に妖怪で登場したり水を司る神としてゲームに登場するキャラクターとなりました。

親から子供として認められないのですから不遇この上ない神様です。

しかし民間伝承としては、蛭子が西宮に流れつきエビス神として崇められたのは、せめてもの救いでしょう。

蛭子と書いてエビスと読んだり、蛭子が大人になったので蛭と書いてエビスと呼ぶのは、そのためです。

「全領域異常解決室」は、蛭子がキーとなり物語が進みます。

これから、どのようなラストを迎えるのか見ものです。

ケセランパサラン

ケセランパサランとは、江戸時代以降の民間に伝わる摩訶不思議な生き物です。

フワフワした白い毛玉状の生き物で、見たものは幸せになれるとされています。

生き物というより植物といった感じですが、微妙に動くようなので生き物なのでしょう。

一度見るのは幸せになるのですが二度見るのは御法度で厄災をもたらすとされ注意が必要とのこと。

「全領域異常解決室」では、本筋とは、そこまで関係がなくケセランパサランの不思議さだけがクローズアップされた印象です。

その他にも「キツネツキ」なる憑依状態なども描かれています。

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タイムホール

人類が過去や未来に行き来することは夢でもあります。

その装置がタイムホールと呼ばれるものです。

時空間を行き来するのは、理論上可能ですが現代の科学では難しい夢物語となっています。

古来よりタイムワープに取り憑かれた科学者は数多とおり、今でも時空間について研究もされています。

そして、第3話に登場した科学者もタイムワープ・タイムホールに取り憑かれた1人です。

難しいタイムワープの条件は分かりませんが、理屈では可能であるそうです。

光の速度を超えると空間が歪み、タイムワープが実現できるとか。

ある物質を使用することでタイムホールを作り、時空間を行き来することができるとか。

先ほど現代の科学では難しいとお伝えしましたが、未来でも実現可能かどうかは難しい問題ではないでしょうか。

「全領域異常解決室」では、高層マンションから空から物体が落ちてくるという事件から物語がスタートします。

はたしてタイムホールが実現したのかどうか。

ここでも「ヒルコ」に関係してそうな1人の女性が登場します。

全ての怪異現象は、ヒルコとどのように関連しているのか。

ラストは、どのようなオチにするのか。

謎の美女が気になる第三話でした。

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怪異な者や超常現象の正体

「全領域異常解決室」では、怪異や超常現象の原因を人による作為的なもので話を完結させています。

主人公・興玉雅(おきたまみやび)は

怪異や超常現象の本質は分からない

分からないことは分からないまま

全て分かろうとすることが人間の傲慢というもの

のような言葉を発します。

つまり

怪異や超常現象を起こすキッカケは、人が完璧に理由や答えを求め過ぎているところからだと言及しています。

結局、よく分からないものが怪異や超常現象ということなのでしょう。

最終的に怪異や超常現象の正体は説明できるものなのか?

または、どのように説明するのか?

それとも

本質は分からないという結末で締めるのか?

様々な疑問符が残りますが

ドラマのラストとして相応しい結末であったならと思わずにはいられません。

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「全領域異常解決室」の感想

不可解な怪異や超常現象を解決する「全領域異常解決室」ですが、怪異や超常現象はオマケのような存在です。

結局、人の作為的なものが原因であり、犯人も人間です。

怪異や超常現象の正体を期待していた方には、拍子抜けであることは否めません。

視聴率が良いかと言えば、良くないのが実情です。

ただし、低視聴率であるからといって作品が良くないとは言い切れません。

物事の本質は

よく分からないから分からないままでいよう。

というのが、このドラマのテーマです。

どちらかと言えば、ドラマのストーリー性というよりも主人公や周辺キャストの演技が見ものなのではないでしょうか。

  • 演技達者の共演を楽しむのが良い
  • 物語の結末は、分からないままで良い

「全領域異常解決室」の見方としては、これぐらいのライトな見方が正しい見方ではと思っております。

特に主人公・興玉雅(おきたまみやび)役の藤原竜也が秀逸。

これに尽きるのではないでしょうか。

主演・藤原竜也こそが「全領域異常」である!

数々の映画やドラマに出演している藤原竜也。

特にアニメの実写映画は、秀逸そのものです。

「デスノート」、「カイジ」など。

藤原竜也の鬼気迫る演技は、見るものに共感と感動を与えてくれます。

なんと言っても震えた声が魅力的です。

そして

「カイジ」と言えば、藤原竜也そのものと言っても過言ではありません。

通常、特定のキャラクターで認知されてしまうと、その役のイメージから脱却するのが難しいものです。

しかし、藤原竜也は「カイジ」のカイジ役だけではなく、幅広い役を演じきっています。

そこに藤原竜也の凄みがあります。

藤原竜也を見て、ハタと気づくことがあります。

それは

藤原竜也が演じているのは「カイジ」ではなく

我々が見ているのは藤原竜也そのものであるということです。

つまり

藤原竜也を演じている全てが藤原竜也であるということです。

そして

藤原竜也は年を取らない若々しさがあるということにも言及させていただきます。

藤原竜也の代名詞である「カイジ」が上映されたのが2009年ごろです。

約15年経ったわけですが、一向に歳をとっていないような若々しさです。

まとめると

  • 演じている全てが藤原竜也そのものである
  • 歳を重ねても年齢を感じさせない若々しさ

結論として

藤原竜也こそが「全領域異常」であり

藤原竜也こそが怪異かつ超常現象であるのです。

少し言い過ぎましたが

不可解な現象を紐解く「全領域異常解決室」の見どころ。

それは藤原竜也そのものを楽しむということなのではと思わずにはいられません。

そういった観点から、ぜひ「全領域異常解決室」を楽しんでいただければ幸いです。

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