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50代のキックボクシング!初心者おじさん驚きの変化とは?
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50代になると、体力の衰えや健康への不安を感じることが増えてきます。
若い頃のように動けなくなったと実感しつつも、「何か運動を始めたい」「このまま衰えていくのは嫌だ」と思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ運動を始めようとしても、ジム通いやランニングは続かなかったり、筋トレは単調で飽きてしまったりと、なかなか長続きしないものです。
そんな中、ふと目にしたのがキックボクシング(厳密にはムエタイ!)
テレビやネットでタイ人が華麗にパンチやキックを繰り出す姿を見て、「格闘技なんて自分には無理だろう」と最初は思いました。
それでも、調べてみると「運動不足解消になる」「ストレス発散に最適」といった声が多く、初心者向けのクラスも充実していることを知りました。
そこで一念発起し、50代のおじさんがキックボクシングに挑戦!
「初心者でも通いやすいジムの一覧はこちら!」
何の知識も経験もない状態から、週に数回のトレーニングを続けた結果、1年半で体はどう変わったのか?
最初は息が上がるばかりだった練習が、どのようにして楽しくなり、継続できたのか?
そして、心と体にどんな影響を与えたのか?
この体験談を通じて
キックボクシングの魅力や初心者でも始めやすいポイント
50代だからこそ感じたメリットを詳しくお伝えします。
新しいことを始めるのに年齢は関係ない!
そう実感できる内容になっているので、運動を始めたいと考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。
キックボクシングを始めた理由
もともと若い時から格闘技が好きでした。
若い頃は、プロレスやK-1などの格闘技にハマり、テレビにかじりついていたものです。
社会人になりたての頃には、ライトな格闘技ジムにも少し通ったこともあります。
しかし年齢とともに
仕事に没頭するようになった頃には
体力の低下を徐々に感じていました。
そして、とうとうコロナ罹患で2週間のホテル療養。
コロナの後遺症もあり、メンタルも不安定となっていました。
メンタルを改善するためにも
「何か運動を始めなければ!」
と思ったのがきっかけです。
「まずは自宅で基本のパンチとキックを練習したいなら!」
「初心者向けグローブ&ミットセットがおすすめ!」
筋トレやランニングも考えましたが、単調な運動は続かない自信がありました。
そんな時に見つけたのがムエタイ。
パンチやキックで汗を流せば、楽しみながら運動できるのではと思い、初心者OKのジムに入会しました。
初心者の壁:最初の3か月
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最初の3か月はとにかくキツかったです。
シャドーボクシングやミット打ちだけで息が上がり、連続して蹴るだけで足がもつれることもありました。
体の硬さや動きのぎこちなさに落ち込むことも多く
「自分には向いていないのでは」と思うことも。
ムエタイトレーナーは、時に愛想があり、時に不愛想であり、できない自分と向き合うことにも疲れることもありました。
しかし、トレーナーやジム仲間が励ましてくれたおかげで、少しずつ動きに慣れていきました。
1か月も経つと、基本のジャブやストレート、ローキックが形になってきたと実感できたのです。
半年後:体と心の変化
キックボクシングを始めて半年が経つ頃には、体の変化が目に見えて分かるようになりました。
- 体重が3kg減少し、お腹周りがスッキリ。
- 肩こりや腰痛が軽減し、姿勢が良くなった。
- スタミナが向上し、息切れしにくくなった。
さらに、日々のストレス発散にもなり、仕事でのイライラが減ったのも大きな変化です。
パンチやキックを繰り出すことで、気持ちまでスッキリするようになりました。
そんな大きな気持ちが影響して、長年勤めていた仕事も退職し、現在は転職を繰り返している日々ではあるのですが。。。
1年後:動きがスムーズに
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1年続けた頃には、動きがスムーズになり、タイ人トレーナーから拙い日本語で褒められることも増えました。
ミット打ちではコンビネーションもできるようになり、軽いスパーリングにも挑戦するように。
また、食事にも気を遣うようになり、ジャンクフードを控えてタンパク質を意識した食事に変えました。
「効率よく筋力をつけるために」
その結果、筋肉がついて基礎代謝が上がり、さらに体脂肪が減っていきました。
この体の変化は、キックボクシングの影響もありますが、仕事が肉体労働になったというのも影響しています。
経済的、世間的な評価は低くなりましたが、肉体的には充実するという人生の面白みを経験できました。
1年半後の現在:キックボクシングが習慣に
1年半経った今、キックボクシングは生活の一部になっています。
週2~3回のジム通いが当たり前になり、仕事終わりに体を動かすことが楽しみになりました。
体力がついたことで日常生活でも疲れにくくなり、精神的にもポジティブに。
何より、運動する習慣ができたことが一番の収穫です。
まるでキックボクシングが仕事であるかのような錯覚に陥ります。
人生つまずいても俺にはキックボクシングがある。
何か一つでも人生が好転できるものがあれば、それだけで人生は幸せになります。
何事もそうなのでしょうが、継続こそが全てなのである。
自分にとって、キックボクシング(ムエタイ)は、人生で大切なことを教えてくれた最高の格闘技であり趣味なのです。
キックボクシングを続けるコツ
1年半続けた経験から、継続のコツをまとめました。
- 無理せず自分のペースで:最初から飛ばしすぎると挫折しやすい。
- 楽しみながらやる:成長を実感できるとモチベーションが続く。
- ジム仲間と交流する:励まし合うことでやる気が出る。
キックボクシングを始めたことで、運動習慣がつき、体も心も健康になりました。
とは言え
キックボクシングが上達しても仕事が順調になるわけでも
世間に認められるわけでもありません。
相変わらず仕事でも戦力外おじさんです。
見下されることも増えていく世代なのかも知れません。
しかし
キックボクシングをしている時は、何もかも忘れさせてくれます。
何かに夢中になるのに年齢は関係ありません。
そして
キックボクシングが上達することで自己肯定感が増します。
別の顔がある自分を作り出すこともできるのです。
何かに夢中になりたい。
なりたい自分を作りたい。
そんな、おじさんには「キックボクシング」を初めてみてはいかがでしょう。
継続すれば絶対に上達でき、必ず自分に自信のつく最高の趣味となり得るのですから。