\ダンダダン読みなら/
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アニメ「ダンダダン」を見た衝撃!
アニメは結構見る方のおじさんです。
青春時代をアニメと共に歩んできました。
最近でも、アニメはよく見ます。
鬼滅の刃。
マッシュル。
スパイファミリー。
そしてハイキューなどなど。
アニメオタクほどの知見はないけれど、ある程度は見てきたという自負がありました。
そして、アニメ好きおじさんが行き着いたのが
「ダンダダン」
です。
正直、あまり期待せずに見てみました。
正直、過去の名作アニメの焼きまわしだろうと、高を括っていました。
申し訳ございません。
控え目に言って最高です。
世間ではネクストブレイクのアニメと呼ばれていますが違います。
もうブレイク確実のアニメなのです。
おじさんでも思わずハマってしまう「ダンダダン」。
この記事は「ダンダダン」の魅力をお伝えします。
そして、なぜ魅力的なのかの私見を述べようと思います。
まだ、アニメ「ダンダダン」を見てない方は、ぜひ一度見てください。
きっと次週の放映日が待ち遠しくなる日々が続くのではないでしょうか。
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「ダンダダン」の魅力を解説!
「ダンダダン」の魅力は、沢山あります。
むしろ、沢山ありすぎでもあります。
「ダンダダン」の魅力を挙げると
- ダンダダン独自の世界観
- 絶対的画力とアクションの迫力
- ダンダダンはラブコメである
などです。
そして、誤解を恐れずに伝えると「ダンダダン」は王道ラブコメです。
ラブコメ要素ではなく、青春ラブコメが軸なのです。
いわゆるベタな青春ラブコメではないところが魅力なところです。
その他にも王道マンガのリスペクトが散りばめられているところ。
「ダンダダン」もそうですが、人気アニメには必ず「ネコ」が登場し道化の役回りをしているところなどなど。
もしかすると自分なりに魅力を発見できるという点が他にない持ち味なのかも知れません。
困ったことに「ダンダダン」の魅力は、たくさんありすぎるのです。
ひとまずは、先ほど挙げた3つの点について私見を述べようと思います。
ダンダダン独自の世界観
「ダンダダン」の作者は、龍幸伸。
担当編集者に好きな漫画を書いていいよと言われて書き下ろしたのが「ダンダダン」らしいです。
宇宙人を信じる気弱なヒーロー・オカルンと幽霊を信じるギャルヒロイン・モモが
ヒョンなことから出会い
ヒョンなことから能力を手に入れ
ヒョンなところから宇宙人・幽霊・妖怪とバトルする
エンターティメント怪奇バトルマンガ風です。
エンターティメント怪奇バトルマンガと評しましたが、ジャンルは多くの要素を取り入れすぎて、よく分かりません。
自分的には、青春ラブコメと思っていますが。。。
見どころは、シリアスとコメディーのバランスが絶妙なところです。
なんと言ってもシリアスなバトルシーンでは圧倒的な画力と相まって、思わず見入ってしまうほどです。
バトルや言葉選びの随所に、ある有名なアニメのオマージュ?リスペクト?が散りばめられています。
作者が、そのアニメが相当好きであることが伺えます。
そして、コメディー部分は現代的な言葉選びや描写と古き良き時代への憧憬。
一番は昭和の名スターである高倉健という名前がオカルンの本名です。
おじさんにはグッとくるところでもあります。
とにかく「ダンダダン」は、様々な要素を、これでもかと言わんばかりに盛り込んだ「オモウマイ」マンガであります。
絶対的画力とアクションの迫力
「ダンダダン」を語る上で、画力の上手さを語らないわけにはいかないでしょう。
マンガでも作者の圧倒的画力を堪能できますが、アニメは本当にポップ&空間を上手く使いこなしている感が想像を超えていきます。
アメコミ風のタッチもあり、原色の使い方が素晴らしいのかなと思って見ています。
作者の画力だけではなく、手がける方の職人技が映えるのもアニメならではの楽しみ方です。
繊細な背景描写とバトルシーンやキャラクターの大胆なデザインと表情描写。
なんと言っても3Dのような空間の使い方。
「没入感」という言葉は、「ダンダダン」のためにあるのではないかと錯覚するほどです。
自分的には「ターボババァ」との高速バトルシーンや「ターボババァ」の独特すぎる顔がお気に入りです。
そして「ターボババァ」というネーミングセンス。
もしかして天才ですか?
と呟いてしまいそうな自分がいます。
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ダンダダンはラブコメである
「ダンダダン」は、何度もお伝えしているように王道ラブコメです。
と思っています。
とくにオカルンが時折りみせる男前な行動や言葉が、次の進展を予感してしまいます。
最初からオカルンとモモは惹かれあっています。
本人たちは、気づいているのか、いないのか、読者・視聴者はヤキモキしているのです。
このラブコメがベースにあるからこそ、バトルシーンや妖怪・宇宙人の怪異さが映えるのです。
相手への恋慕や尊敬があるからこそ、人は成長し続ける。
オカルンの成長物語でもあるわけですが、ヒロイン・モモの存在がなければ成立しない物語でもあります。
そして、今後の展開ですが、ご多分に漏れず恋敵が双方現れ、三角関係が成立します。
まさに理想的シチュエーション。
現実的にはあり得ないシチュエーションですが、そこはヒーロー・ヒロインの役トクというものです。
モテない男側からすると、まさに理想的なシチュエーションや妄想・空想をも掻き立てる「ダンダダン」は、至高のラブコメディなのです。
今後のオカルンとモモとの密度が気になってしまう。
「ダンダダン」は、王道ラブコメディーであると敢えて言わさせていただきます。
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おじさん世代がハマる理由について
自分的に思うのは
おじさん世代が「ダンダンダン」にハマる理由は、主に3つあるのではないかと思っています。
3つのハマる理由とは
- 失われた青春にハマる
- 視覚的な楽しさにハマる
- 家族でも楽しめる安心感にハマる
では、それぞれを解説していきます。
なるほど、おじさん世代はこのような視点でハマるのですね。
そのように思っていただければ幸いです。
失われた青春にハマる
おじさんの青春は悲惨な方が多いです。
異性から見向きもされない。
時代的に軽々と異性と話すことは許されない。
ひたすら勉強か部活動、あるいはテレビに夢中になる。
そんな青春時代を送ってきた方が大半です。
もしモモみたいな異性がクラスにいたなら、感情が揺さぶられるに決まっています。
一目惚れするに決まっています。
そして、多くも少なくもない色気のある言葉やシーンも揺さぶられる要因でしょう。
物語はヒョンなことから主人公・オカルンは、モモと接近します。
このチャンス(友達を作るという)を逃してはならないとオカルンは行動に移します。
おじさんは、このオカルンの心持ちが痛いほど分かるのです。
多分にオカルン視点になりますが、青春はこうでなければならないという歪んだ感情がよぎるのです。
現実的に理想的な青春時代を送れなかったおじさん世代は、失われた青春を追体験できるからハマるのではないでしょうか。
モモを通して理想的な人間になりたい。
モモの横に立っても大丈夫な人間でありたい。
そんなオカルンの成長や自信の醸成に心奪われるのです。
まとめると
- オカルンに自己投影する自分
- 青春を追体験している部分
そんなところにおじさん世代がハマる要因ではないでしょうか。
視覚的な楽しさにハマる
アニメ「ダンダダン」の特徴である絵の上手さが、おじさんでもハマる理由の一つです。
とにかくポップであり、背景描写の綺麗さと妖怪・宇宙人の大胆なデザインのアンバランスさが妙に見やすいのです。
そして冒頭部分の歌の巧みさも付け加えることができます。
オープニング曲は、ヒットメーカーであるCreepy Nutsです。
あの「マッシュル-MASHLE-」のオープンング曲で、世界的にヒットした方々です。
↓オトノケ↓
冒頭部分にアニメと音楽が飛び出す感じが、もう素敵すぎるのです。
アニメの世界観とよく合っています。
多分に視覚的な素敵さは、年代問わず魅了される要因ではないでしょうか。
まとめると
- 繊細さと大胆さが混在したアニメーション・画力のタッチ
- オープニング曲の巧みさやアニメにマッチしたメロディーライン
ぜひアニメだけではなくオープニングも注目して見て聞いてください。
家族でも楽しめる安心感にハマる
家族を抱えているおじさんは多いでしょう。
家族がいると、あまり尖ったアニメが見れないという難点もあります。
趣味といえば良いのですが、つい家族に気を遣ってしまうのが、おじさんの良さでもあるのです。
そんなおじさん世代にとって、家族でも楽しめるアニメかつ自分の趣向にあったアニメを見れることは至高の喜びです。
すこし色気のあるシーンは、ご愛嬌でありますが否定するほどの描写でもなく、むしろコメディーラインに則っています。
王道バトルアニメでもあり、王道青春ラブコメでもある「ダンダダン」は、家族で見るには持ってこいのアニメでもあるのです。
もしかしたら家族との会話が増えるかも知れません。
家族でアニメを見て、そして個人的にコミックを読んで楽しむ。
そんな可能性があるのが「ダンダダン」の良さの一つです。
まとめると
- 家族で見ても楽しめるシーンが満載
- 家族でアニメを見て、個人的にコミックを読んで楽しむという二度付けができる
アニメとコミックを楽しむには
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「ダンダダン」は全方位向けアニメである!
「ダンダダン」の魅力とおじさんでもハマってしまう理由を私見を交えて、ご紹介しました。
結局、ハマる理由は人それぞれです。
圧倒的な画力やストーリーにハマる人もいます。
最近、人気だからハマる人もいます。
流れている音楽にハマる人もいます。
つまりハマる理由は
多種多様だからこそ、ほんの少しの要素が入っていることでハマるということです。
ほんの少しの要素をふんだんに盛り込み、しかしアクがないスープのようなアニメ。
これが「ダンダダン」のハマる理由ではと確信しています。
まずは「ダンダダン」見てください。
そこには、あなたなりのハマる理由がきっとあるはずですから。
ところで
「ダンダダン」という名前は、どういう意味なのでしょうか?
描いた本人もよく分からないということです。
音で何かを表現したかったのかも知れませんし、違うかも知れません。
しかし、自分的に「ダンダダン」が込めたメッセージを紐解くとすれば
何かの意味や理由を探すのは悪いことではないが、好きやハマるとはもっと感情的なもの
だからこそ何も考えずに感情的に楽しんで欲しい。
というメッセージがあるのではと邪推してしまいます。
ハマる理由を見つけるもよし!
感情的に見て楽しむのもよし!
「ダンダダン」は、全方位向けのアニメであるのです。
深読みが過ぎましたが
作家・龍幸伸という人物は、一流の絵描きであると同時に相当の思想家であり策略家でもあると言わさせていただきます。
今後の作品を期待せずにはいられないズルい作家です。
言葉を変えてお伝えすると
この作家は、控えめに言って天才です!
この記事で「ダンダダン」のファンが1人でも増えることを願っています。
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